2012アートセミナー報告
元神戸女学院中高部教諭で、園田学園女子大学名誉教授の吉村 稠 氏を講師にお迎えし、「芥川賞と時代」と題して2回にわたりお話をうかがいました。両日とも多くの方々にお越しいただき、たいへん熱心に聴講いただきました。
第1回
2012年9月5日(水) 「えっ、神戸女学院で学んでいた!芥川賞作家が!?」
神戸女学院大学音楽学部に在籍した由起しげ子氏が、音楽のみならず文学の才能をも開花させ、第21回芥川賞(昭和24年)を「本の話」で受賞しました。
故由起しげ子氏の二男、伊原乙彰氏も遠方より来校、聴講されました。第2回
2012年9月19日(水) 「芥川賞と受賞作−話題と時代の光景−」
芥川賞を通してその時代と文学を考え、時代変遷が芥川賞の選考に大きく影響を与える要因となっていることがわかりました。芥川賞決定の経緯と選考委員の選後評も紹介され、大変興味深く読むことができました。