2014年キリスト教セミナー(前期)報告

講師 神戸女学院チャプレン・文学部総合文化学科准教授

    中野 敬一氏

 私達の「終活」について、キリスト教の視点から、お話をいただきました。

 どのような死生観を持っているかによってどのように生きるかが変わってくること、与えられた命をどう生きるかが大切であることを学びました。私達は本当にまだ生きたいと思える人生を目指しているのか、そのことを考えるのに一日だって手遅れになることはない。人間は弱いときにこそ神様を受け入れ、神様が最も働いて下さるということをパウロの言葉を引用して話されました。

 「ああ、これでよかったのだ」と思えるのが最高の終活であり、その後は神様にゆだねるのがキリスト者の方法であるとも示されました。最後に「どう生きるかを一緒に考えましょう!」と締めくくられました。私達が今後どのように生きていくのかを考えるのに、とても有意義なお話でした。

讃美歌21  493
聖書    コリント信徒への手紙二 12章9〜10節
祈祷    主の祈り

1.「終活」とは 
2.終活が話題となった背景 
3.終活に関するキーワード 
4.終活の利点 
5.今後の課題