2018キリスト教セミナー報告
昨年12月に新たに出版された『聖書協会共同訳』の下訳に携われた飯先生に、聖書の翻訳の歴史や訳し方の違いについて、3回にわたってお話しいただきました。
旧約聖書39巻と新約聖書27巻は、キリスト教の正典です。ルターは聖書だけが信仰の規準だとして、1522年に自らドイツ語に翻訳しました。このことが契機となり、聖書はそれぞれの国の言葉に訳されました。
古代は自由に翻訳されていたものが、ルター以降逐語訳・直訳されてきましたが、20世紀半ば以降、意訳される場合もありました。ところが、意訳だと解釈の巾を狭めたり、全体としてのまとまりに欠けたりします。
日本聖書協会の新翻訳では、直訳したものに脚注を加えています。聖書は全体として読むことが大事なので、是非新しい聖書を自ら読んで、さまざまな発見をしてくださいとのお話でした。


