会長メッセージ

 

 

大М107 山本 美子

めぐみ会会員のみなさまには主のお恵みのもと健やかにお過ごしのことと存じます。
 
このたび、重責を果たし任期満了で退任された中山真美子前会長の後を受けて、理事の互選により2023年度の会長を務めさせていただくことになりました。小さな器でございますが、神戸女学院のため、めぐみ会会員のために力を尽くしていく所存でございます。みなさまのお祈りとお支えをお願い申し上げます。
 
2023年めぐみ会は同窓会創立131年を、2025年には学院が創立150周年を迎えます。めぐみ会は1892(明治25)年、第1回卒業生を中心とする9名の同窓生たちによって「神戸女学院同窓会」として設立され、以来131年の歴史を重ね、会員数も約4万人となりました。神戸女学院に学び、学院で受けた豊かな「めぐみに感謝し、学院を支援することを活動の目的とする、という理念を大切に守っていきたく存じます。
 
デフォレスト学院第5代院長の講話の中に、「これを築いているのは、自分のためではありません。あとの人のためです。」とありますように「愛神愛隣」の精神で受け継がれてきたものをしっかりと受け止めて、次に繋げていくことができればと祈ります。

めぐみ会では、その理念に基づき、今年度も以下の事業を運営してまいります。

♦公益目的事業
(1 )学校法人神戸女学院の教育・研究を振興し、私立学校による一層の充実を図り、有能な人材を世に送り出すことをもって社会貢献する事業

(2 )信仰を育成し、知性を深めるための講演会・研究会・教室の開催により生涯の場を広く一般に提供し、豊かな人間性を涵養する事業

(3 )神戸女学院在学中の外国人留学生を含む在学生及び卒業生に対する奨学金の授与により、学術、文化及び教育の振興・普及、国際相互理解の促進を通じて社会に貢献する事業

◆収益事業
結婚支援事業

◆共益事業
会員の友誼を深めるための行事の開催、広報誌『めぐみ』の発行及び記念品事業

これらの事業内容にのっとり、今年度もさまざまな活動を本部・支部でおこなって参ります。

​5月27日(土)には久しぶりに新緑のキャンパスで愛校バザーが開催されます。
9月30日(土)には、ジャズトランペット奏者の黒田卓也氏をお迎えして講演会を開催いたします。その他、各種セミナー・教室等の公益目的事業はすべて一般公開で開催いたします。ホームページやフェイスブックでは、それぞれのご案内も含め、より一層内容を充実して参ります。どうぞご期待ください。

今年度も理事・監事・職員一同、繋がれた賜物を大切に、祈りつつ歩んで参ります。めぐみ会会員のみなさまのご支援とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年4月1日