キリスト教セミナー

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2021キリスト教セミナー、録画配信のみに変更

キリスト教セミナー 録画配信について

今年度のキリスト教セミナーは、オミクロン株拡大のため、
録画配信のみに変更となりました。

テーマ: 「死を考える、いのちを考える」 全二回

第一回 「聖書の民の捉えた死とその彼方」

講師:神戸女学院 院長 飯 謙 氏

 録画配信: 2月1日(火)~2月14日(月)※締め切り2月10日(木)

死後、どのようになるかについては、もちろん誰にも分かりません。
しかし、聖書のテクストから、人々が死をどのように考え、その解釈がどのように変化したかを読み取ることができます。それらを多民族の理解にも目を向けながら整理し、聖書の民が、また私たちが、この世や人間、世界、神をどのように受け止めていけるのか、考えたく思います。 (飯院長より)

第二回 「現代人の死生観と儀礼」

講師:神戸女学院大学 学長 中野 敬一 氏

 録画配信: 2月22日(火)~3月7日(月)※締め切り3月4日(金)

日本では古代の人々から受け継いできた他界思想(「あの世」観)や仏教思想に基づいた死生観が広く浸透してきました。しかし、今日ではその死生観に変化が見られ、特に葬送儀礼に対する考え方も多様となっています。
この講座では、現代人の死生観を概観しながら、キリスト教の死生観と葬送儀礼の特徴や意義を学ぶ機会にしたいと考えています。 (中野学長より)

受講料: 各回 1000円

お申込み: koza@megumikai.or.jp (〒,住所,氏名,電話,受講人数、第〇回を記入)

もしくは、電話0798-51-3545

死を考える、いのちを考える 
(全2回)

第1回 
学校法人神戸女学院 院長
飯 謙氏

 

第2回 
神戸女学院大学学長・チャプレン
文学部総合文化学科教授
中野 敬一氏

第1回 
2022年2月1日(火)
~2月14日(月)

聖書の民の捉えた死とその彼方

受講料
各回 1,000円
学生無料

第2回
2022年2月22日(火)​
~3月7日(月)

現代人の死生観と儀礼

2020年度キリスト教セミナー報告
「イエスの奇跡伝承を考える」

2020キリスト教セミナー報告

イエスの奇跡伝承を考える

今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンライン開催いたしました。ところが残念なことに、第1回はたまたま開始時刻と同時に起こってしまったNTT側の通信障害の影響で、私たちのライブ配信も中止せざるをえなくなり、すでにスタンバイしてくださっていた飯先生、皆さまには残念なことになってしまいました。これを受け、講義の録画のオンデマンド配信に切り替えました。初めてのことで試行錯誤の連続でしたが、ご理解ご協力くださいました皆さまに心より感謝いたします。

第1回 2021年1月26日〜2月28日配信 
「奇跡伝承―どのように読まれてきたか」
講師 神戸女学院 院長 飯 謙氏

福音書にある奇跡の物語は、私たちが隣人愛を考える契機になるものが選ばれているのだそうです。物語の超能力的な部分に関心が向かいやすいですが、今までの読まれ方や学問的な解釈などを踏まえて、神が私たちを隣人愛へ導こうとする思いをお話しいただきました。実際にあったかどうかということではなく、聖書のテキストが何を伝えようとしているのかを考える姿勢を大切にすることを改めて教わりました。

 

第2回 2月9日〜2月28日
「五つのパンと二匹の魚(マルコ6章)―多様な読み」
講師 神戸女学院大学非常勤講師・同志社大学講師
92大96 入 順子 氏

五つのパンと二匹の魚で5千人が満腹になったという「五つのパンと二匹の魚」の奇跡物語(マルコによる福音書6:41~44)ですが、そのまま読むと「こんな話はうそだ」と思う人もたくさんいるでしょう。この物語の多様な解釈について、日常生活のエピソードも交えながらお話しくださいました。

皆がお腹一杯になっただけでなく、12籠いっぱいのパン屑が残ったとあります。パン屑は福音を表し、イエスの祝福がのちの多くの人に伝わるということを表現しているのではないか、と語られました。遠い奇跡の物語ではなく、私たちの身近な出来事でもありうるように感じられました。

  撮影風景

 

 

2019年度キリスト教セミナー報告
「ヨブ記との対話」飯謙院長

「ヨブ記との対話」

講師 学校法人神戸女学院 院長 飯 謙 氏

旧約聖書の「ヨブ記」は、古代ユダヤ人ならだれでも知っている信仰偉人伝「ヨブの物語」と、執筆者によって挿入された「対話篇」で構成されています。この「対話篇」の挿入によって、「ヨブの物語」の背景にある、初期ユダヤ教を支えた応報の教義(神が良い者には恵み、悪い者には災いを下すという図式)の持つ問題点が浮き彫りになっています。

第1回「問題の発端」では、原文のヘブライ語に照らしながら、ヨブの人物像や、1回目の災いに遭った時と2回目とでは、その信仰の応答が微妙に変化していることなど、お話し下さいました。

第2回「友との論争」では、神の義と応報思想の正当性を説き、ヨブに悔い改めを迫る友人たちと、それに反論して自身の義を主張し、不条理の現実を訴え、神の正当性を問うヨブとの議論について、整理しながらお話し下さいました。

第3回「主の創造した世界」は、新型コロナウィルス感染拡大防止のためやむなく中止。それまで沈黙しておられた神ご自身がいよいよ語られるというところでしたのに残念です。

        

2017年度キリスト教セミナー報告「古代ユダヤの社会と知恵の伝統」(飯謙氏)

回にわたり、“古代ユダヤの社会と知恵の伝統”と題して「箴言」を紐解いていただきました。

「箴言」とはヘブル語で「支配」「たとえ」の意味。表題からいくつかの格言集から形成されていることが分かり、その内容は、①謙虚と忍耐 ②正義 ③隣人愛といったよりよい生のための知恵について語られています。「重畳法」という同じテーマを重ねて畳みかける手法が多くみられます。唯一の正解を語るのではなく、これは類例を出し合う古代ユダヤの思考鍛錬法とのこと。

神については、一貫して主を畏れることが肝心と説き、「応報の神」を強調しつつ随所で「隣人愛」を促しています。

古代ユダヤ社会において女性は、男性の従属的な位置にありましたが、奴隷とは異なり公の行事には参加が許されていました。箴言最後の31章は「有能な妻」と題され、ヘブル語のアルファベット順のイロハ歌になっています。「有能な妻」とは、時代の潮流に流されることなく、置かれた立場で、自らの役割を果たし、人にとって真に大切なものを見分ける、共感性の高い、自律的な人格を備えた者、と説いています。

「箴言」は比較的読みやすい文体ですが、原語を引用して解説していただくことで、文章の対比や押韻があることに気づかされ、さらに興味深く古代ユダヤの世界に思いを馳せることができました。

 

 

 

   

 

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