外国語教室
◆◆◆ 2025年度開講クラス ◆◆◆
講師 神戸女学院大学文学部英文学科客員准教授 Sarah OLIVE氏
2022.12.16(金)13:00~14:30 (茶話会14:30~15:00)
‘Two productions of Japanese Shakespeare in 2022:Inoue Takaki’s *A midsummer Night’s Dream* and Suemitsu Kenichi’s *Tomio & Yuriko*’.
オリーブ先生にシェイクスピア劇の批評家としての観点から、日本語で上演された2作品についてご講義いただきました。
本家英国版のシェイクスピア劇に、それぞれの国の文化や歴史を反映し、大胆な演出を施された作品が世界各地で上演されています。先生曰く、わからない言語の劇を観るほうが、舞台背景、音楽、衣装に、より集中できて、新しい視点で劇を楽しむことができるとのこと。
例えば、「ロミオとジュリエット」をもとに上演された「富美男と夕莉子」では、夕莉子(ジュリエット)が真っ赤な着物を着て、真っ赤な花吹雪が壮大に舞い散る中、悲劇的な最期を遂げます。
「夏の夜の夢」(「真夏の夜の夢」)では、歌舞伎を取り入れた演出で、神社仏閣を舞台に日本独特の世界が広がります。
たとえ言葉がわからなくても、海外どこでもそれぞれのシェイクスピア劇を楽しむことができる。先生のシェイクスピア愛がこちらにまで伝わるご講義でした。
同窓生、神戸女学院大学英文学科の先生と学生、めぐみ会理事・監事など40名を超える盛会となりました。
講演後には、オリーブ先生ご夫妻を囲んで茶話会を開き、質疑応答を交えた和やかなひとときとなりました。
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