講演報告 梅若実玄祥氏「東洋文化と西洋文化が出会う能舞台 『伽羅沙 ~ガラシャ~』」
2019めぐみ講演会(一般公開)講演報告
「東洋文化と西洋文化が出会う能舞台 『伽羅沙 ~ガラシャ~』」
	2019年10月12日(土)13:30~15:00
	講師: 能楽シテ方観世流 梅若 実玄祥 氏
	特別出演:斉藤言子氏(神戸女学院音楽学部教授)片桐聖子氏(神戸女学院学院オルガニスト)
10月12日(土)神戸女学院講堂において人間国宝梅若実玄祥氏をお迎えし「東洋文化と西洋文化が出会う能舞台 伽羅沙」と題して講演会が行われました。台風の影響が心配されましたが、134名の受講者をお迎えしました。講演会は梅若実玄祥氏、芸術文化プロデュ―サー西尾智子氏、本学院大学学長斉藤言子氏の鼎談で幕を開け、新作能伽羅沙の誕生のいきさつやフランスで公演された現代能マリー・アントワネットのお話を聞かせていただきました。続いて片桐聖子氏のパイプオルガン独奏,斉藤言子氏の独唱、休憩をはさんで新作能「伽羅沙~ガラシャ~」よりレクイエムの舞台となりました。梅若家で一番美しい面での白衣の伽羅沙の舞は、謡と笛にパイプオルガンの響きとアヴェマリアの調べがみごとに調和し、まさに東洋と西洋が出会い幽玄の舞台に魅せられたひとときでした。
				 
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	★プログラム★
	1.鼎談 梅若実玄祥、斉藤言子、西尾智子(芸術文化プロデューサー)
	2.オルガン独奏 片桐聖子
	  J.S.バッハ作曲 幻想曲ト短調BWV542
	3.独唱 斉藤言子
	  ベッリーニ作曲 「清き女神よ」オペラ『ノルマ』より
	  プッチーニ作曲「歌に生き 愛に生き」オペラ『トスカ』より
	4.新作能 「伽羅沙 ~ガラシャ~」より レクイエム
	   伽羅沙     梅若 実玄祥
	   謡       川口 晃平
	   笛       竹市 学
	   歌唱      斉藤 言子 ルッツィ作曲「アヴェ・マリア」
	   パイプオルガン 片桐 聖子 
			
			
			
			

