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2022アートセミナー報告
『古典倶楽部~テーマに沿って高校の教科書を読み直す~』
源氏物語の名場面(全6回)
 講師 元神戸女学院中高部非常勤講師  89錦田 靖子氏

第1回 5月27日 巻一「桐壺」、第2回 6月24日 「桐壺」と白居易「長恨歌」

「源氏物語」は登場人物400人、原稿用紙にすると2300枚にも及ぶ大長編で、しかも文章は複雑です。文の途中で主語が変わることもあります。このため、錦田先生のご指導のもと、文中の会話に「」を付けたり、マーカーで重要な古語をチェックしたり、また敬語や文法に注意を払いながらじっくりと理解を深めて読み込みました。最後は全員で音読し、原文で源氏物語の世界を楽しむことができました。
第一回、巻一「桐壺」では、スタートにふさわしく、「光源氏の誕生」というテーマでご講義いただきました。
帝の寵愛を受けた桐壺更衣のこと、宮中での複雑な人間模様、その間に生まれた美しい皇子があえて臣籍降下して源氏の姓を賜る経緯などについて学びました。

第二回のテーマは "「桐壺」と 白居易 「長恨歌」"  です。
桐壺の更衣を失くした桐壺帝の悲しみを記した場面では、白居易の「長恨歌」の中の「比翼の鳥」、「連理の枝」などを紫式部が模して書いたと思われる表現がいくつか見あたります。
これらから、当時、「源氏物語」の読者であった宮廷メンバーは必ず中唐の詩人 白居易の「長恨歌」を読み、教養として知っていたこと、また、紫式部自身、「長恨歌」のテーマ"純愛"から着想を得て、二重三重にイメージを膨らませたということが伺えます。
先生のご指導のもと、「長恨歌」を朗読してから「桐壺」を読みますと、まさしく、桐壺帝が、この玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋物語とご自分の悲恋を重ねあわせて、桐壺の死をお嘆きになっていることが、より理解できました。
今回も「『源氏物語』は原文を読んでこそ楽しめるのですよ。」という錦田先生のお言葉どおりのご講義でした。

 

 

2022年度めぐみ公開講座開催について

2022めぐみ公開講座は、新型コロナウイルス感染拡大防止に細心の注意を払い、開催の準備を進めております。ご受講の皆さまにおかれましても感染防止対策にご理解とご協力をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。(👉めぐみ公開講座衛生管理方針
尚、メールでお申込みの際はパソコンからのメールを受信できるよう設定をお願いいたします。
今年度Web配信はありません。 

2022年 アートセミナー案内 錦田靖子氏

古典倶楽部
~高校の教科書を読み直す~(全6回)
源氏物語の名場面

各回 13:30~15:00
元神戸女学院中高部非常勤講師

錦田 靖子

  もう一度古典文学に親しんでみませんか?
  1回だけのご参加でも結構です。
  お気軽にお申込みください。

 

第1回 5月27日(金) 巻一「桐壺」
第2回 6月24日(金) 「桐壺」と白居易「長恨歌」  
第3回 11月4日(金) 巻四「夕顔」
第4回 12月2日(金) 巻五「若紫」

第5回、第6回は2023年度前期開催予定

神戸女学院
めぐみ会館

 

受講料
各回 1,000円
学生無料

お問い合わせ・お申し込みはめぐみ会事務局まで
こちら

 

2022年 アートセミナー案内 岡田裕成氏

イタリア・フレスコ画の名品を読み解く

大阪大学文学研究科教授
神戸女学院大学文学部非常勤講師

岡田 裕成 氏

 

第1回 6月6日(月) 10:30~12:00
 パドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂:
  ジョットの壁画と救済のヴィジョン


第2回 6月20日(月) 10:30~12:00
 ヴァティカーノ宮殿「署名の間」:
  ラファエッロが描いたルネサンスの理想 

神戸女学院 めぐみ会館


受講料
各回 1,000円 学生無料

「イタリア・フレスコ画の名品を読み解く」と題し、皆さまにイタリアの空気を感じていただける企画となっております。

お問い合わせ・お申し込みはめぐみ会事務局まで
こちら

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